トップ研究開発研究開発の成果

研究開発の成果

研究開発による主な自社開発製品は次のとおりです。

製品名: 概　要

光磁気ディスク標準評価装置: 財団法人静岡県科学技術振興財団からの委託開発製品で、光磁気ディスクの規格に準拠して諸特性を評価する標準の評価装置です。(産学共同研究開発事業)

プリント基板検査装置(インサーキットテスタ): プリント基板に搭載された電子部品の良否判定、パターンのショートや断線を高速かつ非破壊で検査できる装置で、プリント基板の組立検査工程で使用されます。(販売終了)

プリント基板検査装置(ファンクションテスタ): 電子部品を実装したプリント基板が正常に動作するか否かを検査する装置で、インサーキットテスタで合格になったプリント基板の機能検査用に使用されます。(販売終了)

光ピックアップ評価装置: 各種光ピックアップの研究開発段階における諸特性の計測評価用や、光ピックアップの生産工程における完成品の抜取検査および品質管理用として使用されます。(特許登録：1件)

光ピックアップ自動調整装置: CDやDVDドライブ等に組み込まれる光ピックアップの組立調整工程において、レーザの位置や光学素子および検出素子を自動で調整する装置で、調整工程の自動化用として使用されます。(特許登録：1件)

光ディスク評価装置: DVDや次世代DVD等の規格に準拠して諸特性を計測評価する装置で、業界標準機に位置づけられ、研究開発用や生産工程用として使用されます。(特許登録：6件)

光ディスクドライブユニット: CD、DVD、次世代DVD等の光ディスクを、多様なモードで駆動することができる装置で、研究開発用から生産工程の検査、品質管理用に使用されます。(特許登録：7件)

DVD検査用プレーヤ: DVD-VIDEO用ディスクの生産工程用検査装置に組み込まれて使用される検査用プレーヤで、国内外のディスクメーカで幅広く使用されています。(特許登録：1件)

相変化光ディスク初期化装置: CD-RW、DVD-RWなどの相変化光ディスクにハイパワーのレーザを均一に照射し、記録層を結晶状態にする装置で、生産工程の最終段階で使用されます。(特許登録：2件)

次世代光ディスク検査装置: Blu-ray、HD DVDの次世代光ディスクを高精度で検査する装置で、次世代光ディスクの生産工程の検査用として使用されます。(特許登録：1件)

非接触三次元スキャナ: 静岡県の「知識融合開発事業」で、レーザ光、CCD素子および三角測量法の原理を応用し、計測対象物の三次元寸法を非接触で測ることができる装置で、車両のボディやパーツなどの計測用に使用されます。(産学共同研究開発事業) (特許登録：21件　特許出願：2件)

コアキシャル方式ホログラム用メディア評価装置: 1テラバイトの記憶容量を実現する次々世代光ディスクの評価装置で、ホログラム記録の研究開発用として使用されます。(特許登録：14件)

ナノ加工装置: 光ディスク技術を応用し、半導体レーザで大面積を高速に低価格で 50nm の微細加工を行う装置で、様々な業界ニーズに対応することができます。 (特許登録：12件)

ポータブル型X線残留応力測定装置: 金属表面に残留する応力を非破壊で測定する装置です。
1点90秒の高速測定を実現し、小型・軽量でバッテリー駆動もできるので、現場測定に威力を発揮します。また、回折環の全てのデータも観察できるので、粗大結晶や配向なども画像で確認できます。(特許登録：36件　特許出願：6件)

レーザ基準光源: 半導体レーザを使用した基準光源で、光干渉計用やその他光学機器の基準光源として使用されます。

光学式調整機: 光ピックアップの光学系の主要部品である対物レンズの出射光の波面をリアルタイムで計測し、最適位置に調整する装置で、光学レンズの組立工程で使用されます。

知的財産権による製品の保護

研究開発による自社開発製品を保護するため、特許権を始めとする知的財産権の取得に注力しております。特許登録件数と特許出願件数は下表のとおりです。

製品名	特許登録	特許出願
光ディスク関係製品	0件	0件
非接触三次元スキャナ	3件	0件
ナノ加工装置	0件	0件
ポータブル型X線残留応力測定装置	53件	10件
その他	1件	0件
合計	57件	10件

(2024年3月末現在)

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