|
本システムは、内視鏡を用いた耳鼻咽喉の手術において、予め取得した患者のCT画像に、非接触三次元スキャナ「FSCAN」で取得した患者の顔と手術器具の三次元データをマッチングさせ、手術器具の先端がCT画像のどこにあるかをリアルタイムで表示するシステムで、患者の負担を軽減し、術者が容易に手術器具の先端位置を把握できるので、手術を安全、確実に行えるようになり、医療過誤の発生防止にも役立ちます。
顔の三次元データを取得するには、光源に自然光に近いキセノン光を採用することにより、人体への影響をなくすとともに、高速で三次元データを取得するため格子投影法(光の干渉縞を利用して三次元データを取得する方法)を採用しました。
本システムは、浜松地域知的クラスター創成事業として、浜松医科大学、医療器メーカ、地元企業との共同研究開発テーマで、現在、薬事法に沿った製品化の最終段階にあります。
非接触三次元スキャナは、自動車の計測用途を中心に展開しておりますが、人工関節、人工骨、義肢、歯型等のオーダーメイド医療などにも活用できることから、今後の可能性に期待しています。
|